争続を避けるために①
2017年02月09日
高知の弁護士の津田です。
「争続」,間違ってません。よく相続に関する争いをこう表すわけで,
私たち弁護士がよく関わるのがこの「争続」です。
で,私の事務所に相談に来る場合には,
もう,相続人同士が憎しみ合って,
「死んだお父さんの気持ちを考えたら,あいつにだけは,あの土地は渡さない!」
とか
「お母さんとしては,本当は私にあの預貯金だけは残していたはずなのに・・・」
などと言っているわけです。
・・・・でも,
本当は,そんな相談者とその相手方だって,昔は仲の良かった家族なんですから・・・。
私はまだ,両親も健在です。一人の兄がいます。
そこで,今後自分にも起こりうる相続(争続)を想像しながら(ごめん,お父さんお母さん,そしてお兄ちゃん!),
争続にならないためには,親にしておいてもらいたいこと,
自分がすべきことを想像して,
普段,関わらせていただいている事件をヒントに
記事を書いていきたいなと思います。
今日はそんな話のプロローグとして。