争続を避けるために③
2017年12月23日
今年ももう終わりますね。津田です。
年末・年始のみなさんの予定は決まっていますか?
私は妻と私の実家のある神奈川に帰省し,親戚同士集まる予定です。
さて,ご両親が元気な場合はいいのですが,
ご両親の介護がすでに始まっており,
両親と同居しているお子さんがその役割を担っていることはよくあることです。
ご兄弟(姉妹)間で,その介護の費用の負担について話し合いがなされていたり,
介護を負担している方への両親からの報酬の額が
明確に話し合いがなされている場合にはいいのですが,
身内ではお金の話はしにくいということで,兄弟(姉妹)間で話し合いがなされていないことは
ままあります。
しかし,話し合いがなされていない場合,ご両親の死後,
「なんで勝手に親の金を引いているんだ」とか
反対に「俺だけが介護を負担していたんだから,このくらいの報酬はもらって当然だ」
などと言って相続が「争」続に発展するケースはよくあります。
そんな事態を避けるためにも,
この年末・年始,親戚が集まる機会に,
介護の負担の内容や,お金を誰が負担するのか,介護の対価をどうするか,
などのお話をご両親・ご兄弟姉妹でしっかりしておくことをお勧めします。
ただし,高知の場合,酒を飲みながら・・・となると
争いのもとになりますので,お酒は,話し合いの後に飲むことをお勧めします。
実家に帰る際,犬をどうするかが喫緊の課題です。
メリークリスマス!